本輸篇
刺上關者,呿不能吹;刺下關者,吹不能呿。
刺犢鼻者,屈不能伸;刺内關者,伸不能屈。
☯上関と下関 外関?と内関?
『医心方』に,上関は「一名客主人,耳の前上廉の起骨に在り,開口すれば空あり」という。また下関は「客主人の下,耳前の動脈の下空の下廉に」在り,また口を合すれば空有り,口を張れば閉じる」という。上関を刺して誤れば,口は開きっぱなしで閉じられなくなる。下関を刺して誤れば,口は閉じて開かなくなる。
上が上関と下関だとすれば,下は外関と内関ではないか。残念ながら犢鼻に「一名下關」とする資料は未見だが,『医心方』に膝目四穴の項が有り,『小品方』を引いて「膝の内外の目,一膝に二穴有り,おのおの犢鼻の両旁陥かなる中に在り」という。膝の外の目は犢鼻二穴,内の目二穴を内関と呼ぶのではないか。
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